諫早高校附属中受験を振り返って

愛野校 坂口 貴志

2020年度の適性検査問題の入試点数は、生徒たちに聞き取りに行ってもらったところ、前年と比べて高くなっていました。算数分野の難易度は例年と同程度だったと思われますが、それ以外の理科分野や家庭科分野の問題はわかりやすかったのではないかと思います。ここで得点が取れ、合格者の点数が例年より高かったと思います。算数、特に割合に関する問題は2題出題されました。表やグラフから数字を読み取り、計算させる問題は反復して解き慣れている必要があります。また、算数の計算や図形の問題も、文章をしっかり読んで、正確に解答する必要がありました。

適性問題で点数を取るためには、限られた時間の中で複数の資料を速く、的確に読み解く力が必要で、それを文章でしっかり書けるように練習することが大事です。久保塾の土曜講座では、全国の都道府県の適性問題を抜粋して、制限時間を設けて解いていきます。

その際に解けなかった問題は『訂正ノート』を作ってもらい、教師が細かくチェックして、しっかり理解しているか確認します。合格した生徒の多くは、このノートにやり直しだけでなく、さらに質問を書いてきていました。そこで理解を深めていったと思います。これは、他の生徒の目が気になって、手をあげて質問をしにくい生徒にも効果がありました。ノートを通じて生徒との間でやりとりもできました。

しかし、見た目を気にするあまり、きれいにまとめるだけで満足して、あまり理解していない生徒は厳しい結果になったと思います。答えのみしか書いてこない生徒、ノートの提出回数が少ない生徒も同様でした。一番大事なことは次に類似問題が出てきたときに間違えないことです。また、何度も提出することが面倒くさくなったのか、『訂正ノート』を雑に書いてきている生徒がいました。しっかり書いてくるように指導したら、ノート一面にびっしり書いてきました。結果その生徒は合格しました。それくらい本人がやる気になって、受験に対する意識を高く持つ必要があると思います。

生徒にとって中学受験は大変な努力を要し、何かを犠牲にしないと目標を達成することが難しいのも事実です。努力したという体験自体が生徒にとって一生の財産になります。ご家庭でよく話し合って、本人も納得したら、中学受験にチャレンジしてください。私達は生徒一人一人をしっかり見て、全力で指導していきます。