合格作文のための指導

諫早本校 作文担当 前田 哲朗

 生徒の皆さんの多くは、作文を書くことに慣れていません。だから、作文が書けないだけで苦手だ、嫌いだと結論づけてしまうのはもったいないように思います。合格のためには作文に対して前向きに取り組んでもらうこと、具体的には作文は書いてもらわないことには始まりません。

 私は合格してほしいという思いから、主に2つのことに力を入れています。

 1つ目は作文を書くことに対して、無理なく抵抗を少なくしていくことです。その具体的方針として、久保塾では「がんばり作文」を行っています。これは生徒一人ひとりにテーマを自由に決めてもらい、数百字の作文を書いてもらうものです。ほとんどの生徒が積極的に取り組んでくれます。また、特に苦手な生徒に対しては、生徒が書いた作文を私が一から書き直し、それを書き写すよう指導することもあります。伝えたいであろうことがまとまっていない、言葉の使い方が間違っている、原稿用紙の使い方といったルールが守られていないといったことが多い作文を書く生徒には効果的です。

 2つ目は、文章をより共感できるものにすることです。ある程度文章をそつなく書けるものの、内容が薄い作文を書く生徒もいます。その原因は「思考が安直すぎること」「理由がはっきりしないこと」にあります。思ったことを反射的に書くのではなく、もっとテーマに対して深く考える必要があります。そのため、毎回私は大人の視点(という、生徒が通常持ちえないもの)から書いた作文を配布し、それをもとにした一斉授業をしています。

 例年、しつこく積極的な生徒は合格します。添削した作文の返却を督促したり(量が多く処理が追いつかないこともありましたので)、自主的に書き直したり(こちらから書き直してもらうこともあります)、納得いかない部分を質問し続けたりしている生徒です。来年度も、より多くの生徒に合格してもらうべく、指導の手を緩めません!